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池田信夫が伊藤和子弁護士への名誉毀損で敗訴、賠償額は114万円

池田信夫氏が敗訴、賠償額は114万円

一審の賠償額は57万円でしたが、伊藤弁護士側が池田信夫氏が運営するWebサイト、アゴラ上での謝罪広告の掲示がみられなかったことからの控訴となったそうです。

倍額ということなので、ほぼ完全に敗北ということでしょう。

経済評論家の池田信夫氏にインターネット上で虚偽の情報を流されて、名誉を傷つけられたとして、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウの事務局長をつとめる伊藤和子弁護士が損害賠償などを求めた裁判の控訴審判決で、東京高裁は、計約57万円の損害賠償の支払いを命じた一審東京地裁判決を変更し、計約114万円の支払いを命じた。判決は6月22日付。

女子学生の13%が売春?

元となったのは国連のブキッキオ氏が「日本の女子学生の13%は現在、援交をやっている」

という荒唐無稽な内容のもの、この発言の内容が正しいわけもありませんが、国連の報告者の発言ということもあり、世界中に事実とは異なった日本女性を侮辱するような内容が拡散される結果に繋がりました。

きっかけとなったのは、児童買春などの調査で来日した国連の特別報告者、マオド・ド・ブーア・ブキッキオ氏が2015年10月、日本記者クラブでの記者会見で発言した内容だ。ブキッキオ氏の発言は「日本の女子学生の3割(30%)は現在、援交をやっている」と訳されたが、「13%」の誤訳だったとして、のちに訂正された。

ブキッキオ氏はこの発言の直前に仁藤夢乃と伊藤和子弁護士に会っていた

ここで焦点となるのは、この13%という数字を誰が吹き込んだのか?

ということ、当然事実に反する内容なので、この数字を教えた人物には相応の責任があると思いますが・・

池田信夫氏はネット上のデマ・憶測を元に伊藤氏を中傷

東大卒、元NHKという立派な経歴を持ち、経済学者を自称する池田氏ですが、まとめサイトの内容を疑いもなく信じてしまうなど、そのリテラシーには常に疑問符のつく人物でもあります。

ブキッキオ氏の発言の後、伊藤和子氏が13%という数字を吹き込んだのではないか?という憶測を載せた記事が大量にまとめサイトに投稿されました。

例をあげれば、保守速報のこの記事です。

明日、来日中の国連の児童ポルノ・児童買春に関する特別報告者とおあいする予定。この秋葉原の街は 未だに、児童ポルノと児童買春にあふれています。警察はなぜあからさまな児童ポルノを野放しに しているのか疑問。国連から厳しい報告書を出してもらうよう、明日はしっかりプレゼンするつもりです♪

hosyusokuhou.jp

今回も池田氏はネットのデマに騙されたのではと思います。

伊藤氏が(1)ブキッキオ氏がNGO関係者から聞き取りをおこなっていたこと、(2)その会合に参加したことをツイッターで報告したところ、池田氏は「(伊藤氏が)『日本の女子学生の30%が援助交際』などのネタを売り込んでいる」などとツイッターやブログで批判した。

伊藤氏を「害虫」呼ばわり

「売り言葉に買い言葉」とはこのことなんでしょうか?

伊藤氏が東京地裁に名誉毀損で池田氏を訴えたところ、自身のTwitter上に、彼女を害虫呼ばわりする投稿をしました・・

こうした状況を受けて、伊藤氏が2016年4月、損害賠償660万円と謝罪文の掲載を求めて提訴すると、池田氏は「法廷内外で協力して、害虫を駆除しよう」などとツイッターに投稿した。一審の東京地裁は、約57万円の損害賠償の支払いを命じる判決を言い渡したが、伊藤氏は謝罪広告の掲載が認められなかったことなどを不服として控訴していた。

憶測で他人を中傷するリスクを浮き彫りに

今回の訴訟が浮き彫りにしたのは、まとめサイトは憶測やデマを元に平気で記事を書くことと、その内容を信じて発言を行うことのリスクだと思います。

結局池田氏側は伊藤氏がブキッキオ氏に嘘の数字を教えたことを全く証明できませんでした。

東京高裁の阿部潤裁判長は、池田氏の発言について「社会通念上許される限度を超えて、(伊藤氏の)名誉感情を侵害した」と認めた。さらに、池田氏側が「真実であること」を証明しなかったため、名誉毀損による不法行為にあたるとして、一審の賠償額の2倍にあたる計約114万円の支払いを命じた。一方で、謝罪文の掲載については棄却した。

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