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フィン・エアーが機内のシステム用サーバーにNode.jsを採用

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フィンランドのナショナルフラッグであるフィン・エアーがエアバスのA350を導入した際に人工衛星を使ってフライト中に機内WiFiを利用して手持ちのスマートフォンやPCで、インターネット閲覧したり、映画やニュースなどが利用できるようになったことが話題になりました。

フィン・エアーを利用する客は特に追加料金などを払う必要なく飛行中にもWiFiに接続してコンテンツを楽しむことができます。(但し、インターネットの接続には追加料金が必要)

参考:

72本の映画、150本のテレビ番組、各種の音声番組、本、新聞、雑誌、漫画、ゲームをさまざまな言語でお楽しみいただけます

機内Wi-Fiは、フィンエアーのすべての新型A350機および大半のA330機でご利用いただけます。エコノミークラスでは、フルインターネットアクセスの利用料金は、1時間7.95ユーロ、3時間11.95ユーロ、フライト中常時接続19.95ユーロになります。フィンエアープラスのゴールド会員のお客様は、インターネットを1時間無料でご利用いただけます。フィンエアープラスのプラチナ会員のお客様は、このサービスをフライト中常時無料でご利用いただけます。

https://www.finnair.com/jp/jp/economy-class-economy-comfort-intercontinental-flights

例えばフィンランドの放送会社であるYleのニュース(十分ごとに衛星経由で新しいニュースが配信される)などです。

A350の機内でコンテンツを提供するためのサーバーとして採用されたのがNode.jsです。これはフィンランドの首都であるヘルシンキから中国の上海へのロングフライトにA350が導入されることにあたり、新しいコンテンツ配信システムを開発する際に、慎重な技術的議論の末に選択されました。

このシステムでは単純にエンターテイメント(映画やドラマなど)だけではなく、フライト中のイベントや機内食のオプション、座席の照明の調整など、様々な役目を果たしているのです。

このシステムでは衛星経由で地上から取得したコンテンツを機内のサーバーを経由して、そのコンテンツを座席背面のディスプレイに配信します。ユーザーは端末を操作して、好きなコンテンツを楽しむことができます。またフィン・エアーのクルーは手持ちのタブレット端末を利用して、どのようなコンテンツを配信するかを選択することが可能です。

開発チームが自分たちが開発したシステムの威力を実感したのは、フィン・エアーのとあるプロジェクトでフランクフルトに往復した際のことです。そのときYleのニュース配信システムにトラブルが発生したのです。開発チームはフライト中にも関わらず、地上チームとSlackで連絡をとり、即座にトラブルを解決したのです。

クリティカルなシステムではないとは言え、一国のナショナルフラッグの機内システムにNode.jsが採用されたことで、Node.jsの信頼性がより一段と高まった感じがします。

参考:

www.reaktor.com