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UTALI

書き溜めておいた技術記事や旅行記のバックアップです。

デマだらけの 2chまとめ の危険性とWeb総会屋の陰謀

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はちま起稿、ハム速、痛いニュースなど、見るからに怪しい2chまとめサイトが人気である。

実際に公表されているPVを表にすると

まとめサイト PV
はちま起稿 月間1億2000万
ハムスター速報 月間1億6000万PV
痛いニュース 月間1億PV

と凄まじいPVを誇る。インターネットを利用している日本人は最低一回はこれらのまとめサイトを見たことがあるのではないだろうか?

しかし、その内容はデマ・扇動的なものが大半で、女叩き、煽り、学歴差別、地域差別、人種差別、ヘイトスピーチなどの、非常に問題のある内容のコンテンツが多い

でも、毎日大量の時事ネタを扱うなど、豊富なコンテンツ量から暇つぶしに、つい見てしまうことが多いのではないだろうか?

例として、悪質極まりないデマ記事・フェイクニュースを数多く投稿することで知られている ハムスター速報 (通称:ハム速)のトップ画面を見てみようと思う。

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様々な話題を扱い、記事数も豊富だ。確かにPVの多さもうなずける。

まとめサイトはどの程度稼いでいるのか?

主にこのまとめサイトは単純に広告収入を目的に運営されていると言われている。

実際にGoogle Adsenseに代表されるような広告配信サービスを利用することでWebサイトの運営者はPV(ページの閲覧数)に比例して広告収入を得ることができる。

例えば、清水鉄平が創設し、数々のステマ疑惑が持ち上がり、しかもDMMがその存在を隠して密かに運営していたとして問題になった ゲーム系迷惑サイト の はちま起稿 は一月辺り、1億2000万ページビュー(PV)ものアクセス数を誇る。

一般的に、Google Adsenseの場合は1PVあたり0.2~0.5円の広告収入が得られる。1PV 0.2円というストーリーで単純計算をすれば、一月あたり、

はちま起稿は2400万円を稼いでいる計算となる。

もちろんこれは最も安いケースで、Adsenseよりも利幅の高い広告配信ネットワークを選択したり、客層にあったアフィリエイト広告を配置することで、より多くの広告収入を期待することができるだろう。

しかし、まとめサイトの強欲な運営者はこれだけでは満足しなかった。さらに悪質な金儲けに手を出したのである。

1.ステルスマーケティングへの利用

ステルスマーケティングとは、企業がその正体を隠しながら商品の宣伝を行うこと、あるいは広告であることがわからないように、こっそりと宣伝を行うこと、また、ライバル企業やその製品を密かに攻撃することである。

これは元々は芸能人が自身のブログ上で、実際には企業から宣伝の対価を受け取っているにも関わらず。

「最近使っているコスメ 〇〇 が最高!」

とその背景を隠して商品を宣伝していたことから問題になった手法だ。

では、実際に2chまとめサイトをどのようにステルスマーケティングに利用していたのだろうか?

これに関して最も悪質だったのが 北海道出身の 清水鉄平 が創設し、密かにDMMが買収していたことが明らかになった「はちま起稿」である。

その手法はというと、ゲーム系のおもしろ記事にこっそりと、ステマを依頼した会社のライバル企業を攻撃するような記事を挟み込むことで、対価を受け取っていたのではないとかという疑惑があった。

はちま起稿 の悪質なステルスマーケティングの被害にあっていた一番の犠牲者は大手ゲームメーカーの 任天堂 だった。

実際に、はちま起稿 は2010年頃から集中して、任天堂の3DSなどの製品を不当に攻撃する内容の記事を連投していた。

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おそらく、他のおもしろ記事に釣られた情報弱者(2chまとめサイトを喜んで見る層)が記事の内容を鵜呑みにして、

「任天堂はオワコンwwww」

と考えるようになることを狙ってのことだろう。

このステマの影にどのような企業がいたのかは調査の仕様が無い、おそらく証拠は全て残さないようにしていただろうし、当然Web上に情報もあるわけがないからだ。

とにかく、このステマ事業によって、はちま起稿 とその運営が本来期待できる広告収入以上の収益を得ていたと考えることができる

2.Web総会屋のゆすりの道具

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巷の都市伝説ではWeb総会屋なるものがいるらしい。

それは2chまとめサイトやTwitterなどで特定の企業をターゲットにした炎上騒動を立て続けに引き起こすことで企業を脅迫し、炎上をやめさせる代わりに、顧問料やリベートを受け取ることを暗に要求するゴロのことである。

2chまとめサイトは、このWeb総会屋の恐喝の道具であるという指摘がある。

それは時事ネタやおもしろニュースの中に、さりげなく企業の不祥事を扱った記事を混ぜることで、炎上を拡散、永続させることを狙うのである。

もし企業が総会屋の要求に従って何らかの対価を支払えば炎上記事の掲載は止める。

こうゆうストーリーである。

例えば、最近ではメルカリの炎上騒動があった。

それはアンティーク通貨の収集名目で現金を出品することがマネーロンダリングに当たるとの指摘があったことに始まり、

薬事法に抵触する恐れのある「妊娠効果」を謳い、妊娠菌なるものが出品されていたこと

などの問題が次々に明らかになった点である。

メルカリと言えば、フリマアプリで大成功し、最近では米国や英国に進出するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの急成長中ベンチャーである。

この企業を狙って、総会屋が接近を図る目的でこのような炎上劇を仕掛けたのではないだろうか?

3.政治扇動

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2chまとめサイトは政治的にかなり偏った内容が多い、それは特定民族を執拗に差別する内容の記事や投稿が非常に多いことからもわかる。

また政治面についても、特定の政党を極端に持ち上げる一方で、そのほかの政党はバッサリと切り捨てる内容が大半である。

2chまとめサイトは、いわゆる「ネトウヨ」的思想の宣伝・刷り込みのために仕組まれた洗脳装置ではないだろうか?

それはおもしろニュースや時事ネタの中に、こっそりとネトウヨ洗脳記事を混ぜることで、2chまとめサイトを喜んで見るような情報リテラシーの低い層に対して、ネトウヨ的価値感を刷り込むことを狙ったものである。

アメリカでは人種差別的なデマ・フェイクニュースを数多く扱う極右系ニュースサイトの「ブライトバート・ニュース」とトランプ政権の繋がりが明らかになり、問題視された。

2chまとめサイトの運営には、いわば日本版の「スティーブ・バノン」的人物がいるのではないだろうか?

しかし、これもあくまで筆者の想像に過ぎない。だからフィクションとして流してもらっても構わないのであるが・・