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望月いちろうのREADME.md

書き溜めておいた技術記事や旅行記のバックアップです。

【保存版】サルでもわかるVPSの選び方

VPS

プログラミングをやっているとVPSという言葉を聞くことがあるのではないでしょうか?

VPSをかんたんに説明すれば、仮想マシンのことで、1台のサーバーマシン内に仮想的に複数のOSを起動させることで、個人でも非常にお安い値段でroot権限付きのサーバーを利用できる仕組みです。

しかし、VPSと一言で言っても、国内外で非常に多くのサービスが提供されていて その選択は非常に難しい側面があります。しかも、その選び方の基準も初心者には非常にわかりにくいところがあります。

そこで今回はVPSの選び方を説明した上で、各社のサービスの比較を行いたいと思います。

選び方

  • 初期費用は?
  • 無料期間は?
  • 帯域は?
  • 月額課金か?日額課金か?
  • スケールアップは簡単にできるか?
  • SSDか?
  • ローカルネットワークの構築は?
  • Windowは使えるか?

初期費用は?

VPSの利用には初期費用がかかることがあります。しかし、サービスによっては初期費用なしで始められることがあります。

無料期間は?

初期費用がかかる業者に多いのですが、2週間程度の無料期間が設けられている事業者があります。もし初期費用を払ってしまってからサービスに不満が出てきたとなると困りますからね。

帯域は?

特に画像や動画など大量のデータを扱う場合は帯域にも注意を払う必要があります。事業者によってはかなり大きな帯域を用意してくれている場合があるので、事前に確認しておくことが推奨されます。

月額課金か?日額課金か?

VPSで一般的なのは月額課金で1ヶ月ごとに利用料金を支払う仕組みです。一方で一部のサービスでは1日単位で課金される仕組みを採用していることがあります。この場合は、1日単位で柔軟に利用することが可能なので、1日だけハイスペックマシンを借りたい。という用途にも向いています。

スケールアップは簡単か?

もしVPSを利用してWebサービスを運営するとなるとサービスの成長に伴って、マシンの性能を上げる必要に迫られることがあります。このようなとき簡単に上位プランに移行できるかを事前に確認しておくといいでしょう。

SSDか?

VPSのデータストレージはHDDとSSDの2種類が提供されていることが多いですが、基本的にSSD一択で構わないと思います。それはデータのアクセス速度が段違いに速いからです。もちろんSSDを使う場合はHDDの場合に比べて、ストレージの容量は同じ価格で半分以下になることが多いですが、多くのデータを扱う場合は、Amazon S3や外部のCDNを使うことを推奨します。

スケールダウンは容易か?

サービスが育ってくると単純にサーバーの性能を上げるだけでは限界がきます。このような場合には、サーバーを複数台構成にして(スケールダウン)1つのサーバーにかかる負担を分散させる必要があります。このような時にVPS内でローカルネットワークを構築できるかを確認しておきましょう。

Windowsは使えるか?

VPSというとLinuxが一般的です。 僕は使わないのですが世の中にはWindows Serverを使いたいという需要もあると思います。Windows Serverに対応している事業者は少ないと思うのでこれについても確認しておきます。

VPSの比較

  • さくらVPS

  • ConoHa
  • WebArena
  • ServersMan
  • GMOクラウドVPS
  • お名前.com
  • Ablenet


さくらVPS

さくらVPSを提供するさくらインターネットは日本で最も信頼あるレンタルサーバー業者として知られています。

非常に信頼性が高い

これについて2chの創設者である西村博之氏も自身のホームページで

成功するネットサービスの十分条件の一つ : ひろゆき@オープンSNS

成功するネットサービスの十分条件の一つ

mixi、gree、はてな、2ch、ニコニコ動画と、 わりと有名どころのサービスの中の人から話しを聞いてて、だいたい共通してるけど、 あんまり言及されていない事実。

スタート時もしくは現在にもわたって
さくらインターネットの専用サーバを使っている。

として大いに推奨しています。

その特徴としては

最安値は月額685円

一番安い512MBプランでは、月額685円でVPSを利用することができます。 信頼性の高いさくらVPSをこんなに安く始められるのは素晴らしいですね。

Windows Serverも使える

スペックに比べて少し割高になりますが、Windowsサーバーも利用できます。

Linuxサーバーならば割引あり

Linuxサーバーの場合、1年単位で契約すると1ヶ月当たりの料金が無料になります。

プランにもよるが初期費用がかなり高い

これはさくらVPSの一番の問題点だと思います。一番安い512MBプランでも1080円、一番高性能な32Gプランだと34560円もの初期費用がかかります。

お試しプランあり

スケールアップは難しい

これがさくらVPSの一番の欠点だと思います。他社では非常に簡単に上位プランに移行することが可能なのですが、さくらの場合はかなり複雑な手順を踏む必要があります。

tanaka.sakura.ad.jp

最後にさくらVPSについてのスペックを一覧にしてまとめておきます

さくらVPS
初期費用 1080~34560円
無料期間 あり(2週間)
帯域 100Mbps共有
課金 1月単位
スケールアップは簡単 ×
SSD ○(SSDのみ)
ローカルネットワークの構築 ○ (1Gbps共有)
Windows Server
利用可能OS CentOS,Ubuntuなど

Linuxサーバーのプラン

プラン CPU メモリ SSD 初期費用 転送量 料金
512 1コア 768MB 30GB 1080円 無制限 685円/月
1G 2コア 1GB 50GB 1620円 無制限 972円/月
2G 3コア 2GB 100GB 2160円 無制限 1706円/月
4G 4コア 4GB 150GB 4320円 無制限 3888円/月
8G 6コア 8GB 300GB 8640円 無制限 7776円/月
16G 8コア 16GB 600GB 17280円 無制限 15552円/月
32G 8コア 16GB 600GB 34560円 無制限 30240円/月

Windowsサーバーのプラン

プラン CPU メモリ SSD 初期費用 転送量 料金
W768 1コア 768MB 30GB 2000円 無制限 1000円/月
W1G 2コア 1GB 50GB 3000円 無制限 2000円/月
W2G 3コア 2GB 100GB 5000円 無制限 3500円/月
W4G 4コア 4GB 150GB 8000円 無制限 6000円/月
W8G 6コア 8GB 300GB 14000円 無制限 11000円/月
W16G 8コア 16GB 600GB 23000円 無制限 20000円/月

ConoHa

ConoHa

GMOグループが提供するVPSサービスの1つです。その中でもConoHaはプランの柔軟さから一番使い勝手の良いサービスだと思います。

月額630円から、1時間単位で使える

ConoHaの最も優れた特徴は月額630円から1時間単位でVPSを利用できる柔軟さです。 1ヶ月に満たない利用は、時間単位の課金へ自動的に切り替わり、常に一番安い料金になるように計算されます。

初期費用なし

初期費用は一切ありません。その代わりお試し期間のようなものはありません。すぐに課金が開始されます。

スケールアップが簡単

ConoHaの優れた特徴の一つは上位プランへの移行が非常に簡単だということです。コントロールパネルからボタン1つで上位プランに移行することが可能です。

容量は固定

ConoHaの欠点としてはSSDの容量が少な目ということです。最上位の64GBプランでも50GBしかありません。 しかし、これはオプションで追加することが可能です

追加SSD 月額 1時間
200GB 2500円 3.5円
500GB 4500円 6.3円

最後にConoHaについてのスペックを一覧にしてまとめておきます

ConoHa
初期費用 なし
無料期間 なし
帯域 100Mbps共有
課金 1時間単位
スケールアップは簡単
SSD ○(SSDのみ)
ローカルネットワークの構築 ○ (1Gbps共有)
Windows Server ×
利用可能OS CentOS/Ubuntu/Debian/FreeBSD/Fedora/openSUSE/Arch Linux/NetBSD/OpenBSD |


プランについては

プラン CPU メモリ SSD 初期費用 転送量 料金
512MB 1コア 512MB 20GB 無料 無制限 630円/月 (1.0円/時)
1GB 2コア 1GB 50GB 無料 無制限 900円/月 (1.3円/時)
2GB 3コア 2GB 50GB 無料 無制限 1,750円/月 (2.5円/時)
4GB 4コア 4GB 50GB 無料 無制限 3,420円/月(4.8円/時)
8GB 6コア 8GB 50GB 無料 無制限 6,670円/月(9.3円/時)
16GB 8コア 16GB 50GB 無料 無制限 13,010円/月(18.1円/時)
32GB 12コア 32GB 50GB 無料 無制限 25,370円/月(35.3円/時)
64GB 24コア 64GB 50GB 無料 無制限 49,480円/月(68.8円/時)

ConoHa

WebArena

NTTグループの1つであるNTTコミュニケーションズの子会社であるNTTPCが提供するVPSサービスです。

帯域が広い

NTTグループの子会社ということもあり、回線はかなり広く使えるようです。 月額2880円の4Gプランからは500Mbps 6Gプラン以上になると2Gbpsもの広い帯域を使うことができます。 ※下位プランは100Mbps

意外に安い

NTTグループというと料金が高いイメージがあるのですが、意外にも最安値のプラン512MBでは月額360円から利用できるのですね。

OSはCentOS6固定

これがWebArenaの一番の欠点ですね・・

6G-SSDプランではDebian7も利用できるそうなのですが、サポート対象外だそうです。

WebArena
初期費用 なし
無料期間 なし(別にお試しプランあり)
帯域 100Mbps~2Gbps
課金 1ヶ月
スケールアップは簡単
SSD ○(SSDのみ)
ローカルネットワークの構築
Windows Server ×
利用可能OS CentOS(6GプランのみDebian可) |


プラン

プラン CPU メモリ SSD 初期費用 転送量 料金
512M-SSD 1コア 512MB 20GB 無料 無制限 360円/月
1G-SSD 2コア 1GB 30GB 無料 無制限 720円/月
2G-SSD 3コア 2GB 50GB 無料 無制限 1,440円/月
4G-SSD 4コア 4GB 100GB 無料 無制限 2,880円/月
6G-SSD 6コア 6GB 100GB 無料 無制限 3,600円/月
SSD 6コア 6GB 100GB 無料 無制限 3,600円/月
HDD 12コア 6GB 200GB 無料 無制限 3,600円/月

ServersMan

次はServersManを紹介します。

ServersMan@VPS

初期費用なし

ServersManは初期費用はかかりません。

安い

1GBプランで467円というはかなり安いですね。 他の業者だと千円台が普通なのですが・・

HDDのみ

残念ながらServersManではSSDプランの用意はありません。別オプションでも用意されていません。

ServersMan
初期費用 なし
無料期間 なし
帯域 不明
課金 1ヶ月
スケールアップは簡単
SSD ×
ローカルネットワークの構築 不明
Windows Server ×
利用可能OS CentOS,Ubuntu,Debian |

プラン メモリ HDD 初期費用 転送量 料金
1G 512MB 50GB 無料 無制限 467円/月
2G 1GB 100GB 無料 無制限 934円/月
4G 2GB 200GB 無料 無制限 1,886円/月

ServersMan@VPS

お名前.com VPS

お名前.com レンタルサーバー

大容量HDD

お名前.comの特徴としてはHDDの容量が多めに用意されているということです。1GBプランでは100GB最大の16GBプランでは1TBも・・

ドメイン取得代行業者として有名な「お名前.com」もVPSを用意しています。

まとめて料金を支払うと大幅に割引

6ヶ月まで先に支払うと10%引き 1年先払いだと20%引きになります。

HDDのみ

残念ながらお名前.comではSSDプランの用意はありません。別オプションでも用意されていません。

お名前.com
初期費用 なし(4GBからはあり)
無料期間 (15日まで無料)
帯域 100Mbps
課金 1ヶ月
スケールアップは簡単
SSD ×
ローカルネットワークの構築 不明
Windows Server ×
利用可能OS CentOS,Ubuntu,Debian,Fedora,FreeBSD,SELinux Arch Linux. CoreOS |

プラン メモリ HDD 初期費用 転送量 料金
1G 1GB 100GB 無料 無制限 897円/月
2G 2GB 200GB 無料 無制限 1315円/月
4G 4GB 400GB 5410円 無制限 3696円/月
8G 8GB 800GB 7505円 無制限 7505円/月
16G 16GB 1TB 15124円 無制限 15124円/月

お名前.com レンタルサーバー

GMOクラウド

GMOクラウドのVPS

これも同じくGMOグループの提供するVPSです。もちろん前に紹介した2つとは異なる特徴があります。

Windowsサーバーが使える

ここで初めてWindowsサーバーが使えるVPSが登場しました。 GMOクラウドでは6GBプラン以上で

  • Windows Server 2008 R2 Standard x64(日本語版)
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise x64(日本語版)

の2つのバージョンのWindows Serverが使用できます。

初期費用が高い

このGMOクラウドの大きな欠点は初期費用が高めだということです。 15日間の無料期間が終了したら4000円の初期費用が必要になります。

長期契約で割引に

お名前.comほどではありませんが、長期契約で料金が割引になります。

GMOクラウド
初期費用 4000円
無料期間 (15日まで無料)
帯域 100Mbps共有
課金 1ヶ月
スケールアップは簡単
SSD ×
ローカルネットワークの構築 不明
Windows Server ○(6GBプラン以上のみ)
利用可能OS CentOS,Ubuntu,Debian,Windows Server |

プラン メモリ HDD 初期費用 転送量 料金
1G 1GB 50GB 4000円 無制限 980円/月
2G 2GB 100GB 4000円 無制限 1280円/月
4G 4GB 200GB 4000円 無制限 2380円/月
6G 6GB 400GB 4000円 無制限 4580円/月
8G 8GB 600GB 4000円 無制限 6580円/月
16G 16GB 800GB 4000円 無制限 10480円/月

GMOクラウドのVPS

ABLENET

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面白い特徴がありましたので紹介します。

Windows Serverが月額1980円から使える

Windowsサーバーが使える数少ないサービスの一つになります。しかもABLENETでは月額1980円という定額で使用可能です。

リモートデスクトップの機能を利用して、FX自動売買など、外出時にもアクセス利用可能なPCとして、様々な用途に利用することが可能です。

全てのプランでHDDとSSDの両方が使用可能

意外にこの機能を備えているVPSは少ないのではないでしょうか? 全てのプランでHDDとSSDの両方を使い分けることが可能です。

帯域が広め

200Mbps共用と一般的なVPSに比べて2倍の帯域が準備されています。

長期契約で割引に

お名前.comほどではありませんが、長期契約で料金が割引になります。

ABLENET
初期費用 あり
無料期間 (10日まで無料)
帯域 200Mbps共有
課金 1ヶ月
スケールアップは簡単
SSD
ローカルネットワークの構築 不明
Windows Server
利用可能OS CentOS,Ubuntu,Debian,Fedora,FreeBSD,SELinux,archLinux,Vine Linux,Momonga,Mandriva,slackware,Windows Server|

プラン CPU メモリ SSD HDD 初期費用 転送量 料金
512MB 1コア 512MB 30GB 50GB 934円 無制限 648円/月
1.5GB 2コア 1.5GB 40GB 100GB 1500円 無制限 1220円/月
2.5G 3コア 2.5GB 60GB 200GB 2839円 無制限 1,791円/月
4G 4コア 4GB 100GB 400GB 3791円 無制限 3,315円/月
8G 5コア 8GB 200GB 800GB 5696円 無制限 5,505円/月
1GB仮想デスクトップ 2コア 1GB 60GB 100GB 1800円(SSD), 0円(HDD) 無制限 1981円/月
2GB仮想デスクトップ 3コア 2GB 100GB 120GB 3700円(SSD), 1886円(HDD) 無料 無制限 | 2553円/月
4GB仮想デスクトップ 4コア 4GB 150GB 200GB 4900円(SSD), 2839円(HDD) 無制限 4362円/月
8GB仮想デスクトップ 5コア 8GB 150GB 200GB 7800円(SSD), 4743円(HDD) 無料 無制限 | 6458円/月

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